読書感想(聞く力)

本感想

「聞く力」

全体的にあっさりとして読みやすい内容だった。インタビューは、看護で言ってみるとアナムゼーゼや、緩和ケアなどでは自分の人生の振り返りなどにも活用できることであると思ったため、読んでみたが「そうだね、わかる」と自分が考えてきたことが間違いではなかったことがわかった。

聞くというスキル以外にも、浜口京子さんなどへのインタビュー内容は心に残った。そういうエピソードを話すということは、本人にとってもインタビュアーにとっても面白いと感じる。

看護上、情報収集は鉄壁である方が望ましいし、患者さんも知ってくれているのね、と喜ばれる方が多いが、本にも書いてあるように「知った気になってしまう」ということはよくないことだと感じた。新しい発見があるかもしれないのに、知ってるわ、という体で聞いてしまうのは自分にとっても患者さんにとっても-だと思う。

また、緩和ケアで話を聞いているとき、その人の人生に触れることが患者さんにとって癒しであり、生きた証になるのではないかと思って聴いていた。作者の「聞き手は語り手の脳みその探索旅行に同行し、添いつつ離れつつ、さりげなく手助けをすれば良い」という文章はその本質を一番ついているのではないかと思った。

死に向かう人が、自分の「生」を振り返ることは大切なことであり、それを家族に直接話せればいいが、亡くなったときにお話しできるご家族へのグリーフケアにつながるように感じた。

でも、まぁ、私の場合は一番はきちんと睡眠をとること。疲れていると集中力が散漫になってしまうのだから。

 

 

明日は図書館で調べ物をして、梅田でswitchを受け取って帰ろう。

明後日何時に家を出ようか。10時に出れば、14時には着くだろうか。ニコルtほしい…